下戸の酒蔵

酒に弱いが酒は大好き!!飲めない、苦手だけどお酒を楽しみたい *´艸`)

☆たかちよ 高千代酒造☆

こんにちは!!naosanです。

 

今回は高千代酒造(`・∀・´)

とは言っても行ってきた訳ではありません。

新潟の南魚沼市はさすがに遠いし、雪もあって雪素人の僕はが行ったら大変な事になるでしょう!

そんな時にこんな離れた場所のお酒を飲める酒屋さんには感謝の言葉しかありません。

 

てな訳で今回はこれだ〜!!


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精米歩合  69%

・使用米  愛山100%

・アルコール度数 16%

・使用酵母  協会1801号

・内容量 500ml

 

酒屋さんに「香りの高さは気にしないから、とにかく米の味を感じる物が欲しいっす」

って言ったら出て来た。

こんな言い方をして生酒ご出て来るとは予想もしていなかった・・・

実は前日に他にも生酒を2本買ってしまっていたのです。

生酒はあんまり放置したくない。

何せお酒が沢山飲めないから、なかなか減らないのよ〜(T ^ T)

 

でも、勧めてもらって買わないのは僕の心情にあらず。

「限界超えて毎日飲めば大丈夫」

そう心に決めて購入!

500mlだしね(笑)

 

そして、早速我が家で飲む!


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香り関係ないって言ったけど、しっかりと香って来ます。

米っぽい香りでありながら、生酒っぽいフレッシュな感じ。生酒ではない物のどっしりとした米の匂いともまた違う感じでした(生酒なので当たり前か)。

 

口に含むと、米っす!

ご飯をよく噛み食べながら、そこに炭酸水を口に入れた感じ。炭酸水はレモンフレーバー付きだとイメージしやすいかもしれません。

「えっ!?よく分からない?」

飲めば分かってくれると思います。味の表現は常にそんな感じかと(笑)

 

ちなみに生酒なので微炭酸。開封何日かはシュワシュワします。

 

ではでは、スペックを少し見ていきましょう!

使用米である愛山。

調べてみました!

1949年生まれ。なかなか歴史を感じます。

お母さんは『愛山117』。

お父さんは『山雄67』なんとなんと山田錦と雄町の子供。

という事は酒米サラブレッドの親をお父さんを持って生まれた酒米って事になります。

競馬で言えば、ディープインパクトの子供と言う辺りでしょうか!?

競馬詳しい方お願いします(笑)

 

そして、1愛山は兵庫県発祥の酒米らしく、かなり限定された地域で生産されているようで、一時は灘の剣菱と言う酒蔵が独占していたとか。

それを熱意ある酒蔵さん達が口説き落として生産を初めて広まりを見せているようです。

しかし、驚いた事に造ったお酒が愛山らしさが足りない場合は世に出る事が出来ないと言う鉄の掟があるとかないとか。凄まじい((((;゚Д゚))))

 

 特徴としては、心白(米の中心の白い部分これが大きいと酒米向き)が大きいため、しっかりとした味の日本酒を作りやすいようですが、精米歩合を意識したお酒は造りづらい様です。

そして、何より栽培が激ムズ!

酒米の王様の山田錦もかなり難しいのですが、愛山はそれを上回るとの事。

そのため、米の単価も高めになっている様です。

これは作り手にとってはギャンブルですね(´・ω・`)

ちなみに僕は、ギャンブルには弱いので、とても手を出せません。

愛山の特徴はこんな所でしょうか。

 

次は使用酵母

の前に酵母について少しだけ(`・∀・´)

酵母は発酵食品によく使われています。

僕が1番食する酵母食品はパンでしょうか(断然ご飯好きですが)。

このパンの酵母とは働き、役目は違いますが、日本酒も酵母を使った飲み物になります。

日本酒の酵母は唐を食べて、アルコールと二酸化炭素を吐き出します。

そして、酵母の種類によっては匂い成分を多く吐き出したりもします。

そのため、日本酒作成の酵母は色々の種類が用意されています。

酵母の特徴まで理解して飲めたら、かなり楽しそうです(´∀`)

 

そして、ここに使われているのは協会1801号(高エステル生成酵母)。

 協会酵母1601号と9号(901号)を掛け合わせて作られたようです。

特に、9号は熊本酵母とも呼ばれ、酒酵母の大御所です。

ちなみに、山田錦精米歩合35%まで磨いて、9号(熊本酵母)と合わせれば最強って事で、YK35なんて言葉もあります。

そんな親を持つのだから、先程の酒米『愛山』同様にすげー奴が出て来てしまうのですよ(`・∀・´)

 

特徴としては。。。

1.酢酸イソアミル及び、カプロン酸エチル高生産性

2.イソアミルアルコールが各種きょうかい酵母中で最少

3.酸度が少ない

 

 最初の方の意味。。。

分からんってなりますよね(笑)

 簡単に言うと!!

1の効果でバナナやらリンゴの様な香りを放ち!

2の効果でイソアミルアルコールの酸化した匂いが抑えられる!

3の効果で酸味が控えめ!

 

ってなお酒が出来上がります。

たぶん、この酵母を使ったお酒は全体的に飲みやすい物が出来上がるのかな〜って感じます。

あくまで僕の感想ですよ(´・ω・`)

 

ちなみに『たかちよ』は以前にも1度飲んでいました。

それがこちら!!

初めて飲んだ生酒であります。

お米から造ったとは思えないくらいの、フルーツ風味。

バナナジュースの全くくどくないバージョン!?

いや!バナナ水が正しいか!

そんな感じのお酒でした(*´ω`*)

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 ではでは、まだまだ寒いですが良い1日を(`・∀・´)