下戸の酒蔵

酒に弱いが酒は大好き!!飲めない、苦手だけどお酒を楽しみたい *´艸`)

☆単独酒蔵ツアー in福岡 part2

こんにちは!!naosanです。

 

今回は前回の酒蔵ツアーの続きからお話していきます。

 

gekonosakagura.hatenadiary.jp

 

と、その前に私事。

僕はアルコール分7度前後の低アルコール日本酒の開発、販売を協力してできる酒蔵さんをなんとなく探しながら酒蔵を回っている訳です。そして、お時間を作ってくれた酒蔵さんがあったので、その事をぶつけてみました。

何故、低アルコールにこだわるかと言うと、僕自身がお酒に弱いからです。

お酒に弱いとどうしても強い度数は嫌煙しがちになります。

特に、アルコールの限界に達した際は、突然全てのお酒が不味くなります。

また、アルコール度数が高いとやはり飲みづらくなります。

アルコールに良ければ弱い程、その傾向は強くなります。

そのため、日本酒の入門編として低アルコール日本酒が欲しいのです。

低アルコールと言えば、スパークリング日本酒もありますが、これは別物と考えて良いくらい違います。現に、僕は日本酒がダメな時期から、これは美味しく飲めました。

この様な事から、どうしても低アルコールで通常の日本酒の味と変わらない物が欲しいのです。

そうすれば、日本酒がもっと近い存在になるのではないかと思います。

以上の事を伝えてみました。

 

しかし、現実は厳しい物です。

酒蔵さんはとても丁寧な対応で、やんわりと説明してくれました。

今の状況では厳しいとの事。

理由は、原価の問題。

日本酒はお米から造られる物であり、お米を様々な工程を経てお酒にしていきます。

お米を溶かしながら、アルコールに変えます。それが終わるのは、アルコール度数20度程度(造り方にもよります)、仮に7度で終わらせる場合、溶けきれないかなりのお米を無駄にする事になるとの事。

すると、当然販売価格が上がります。アルコール度数が低いからと言って酒税が18.1%から変わる訳でもありません。

果たして、高い金額の低アルコール日本酒がどこまで需要があるのかとのこと。

やはり、酒蔵としては遊びでタンクを埋める訳にはいかないのが本音との事でした。

当たり前です。社員全員の命が1年の酒造りに掛かっている訳ですから。

まだまだ考えが甘いですね。

もっと勉強して下戸達が飲みやすい日本酒を開発したいです。

イデアある方メッセージ下さい( *´艸`)

 

 

ここからは本題のツアーです。

今回は前回の続きの『山口酒造場』からです。

f:id:Naonari:20180425085503j:image

こちらは全国的にも庭のうぐいすシリーズが有名です。

ラベルにもうぐいすが描かれていて可愛い。

今回は純米酒の緑を買いましたが、お酒の種類によってピンクとか色々な種類があります。


f:id:Naonari:20180425085317j:image

どれも、とてもセンスが良いです。

 

日本酒もオシャレですが、外観、内観ととてもオシャレです。


f:id:Naonari:20180425084306j:image


f:id:Naonari:20180425084333j:image

 

1832年より酒蔵業をしているそうですが、それ以前からこの建物はあるようです。

それでも、内観や外観をリフォームするだけで、こんな綺麗になるのですから、中古住宅をリフォームして住むのも悪くないと思ってしまいまいた。

リフォームいくら掛かるかはしりませんが(笑)

 

ここでは、店員さんと軽くお話しましたが、忙しそうなので早々に撃退しました。

やはり、大手となると忙しそうです。

 

ここを出ると少し周囲を散策しました、

 

すると、すぐに北野天満宮がありました。

久留米にもあるんですね。


f:id:Naonari:20180425085544j:image


f:id:Naonari:20180425085553j:image

1054年に創建されたそうで、京都の北野天満宮菅原道真の分霊を祀ったそうです。

ここは藤の花が満開では無いものの綺麗に手入れされていました。

もう少し経てば綺麗に咲き乱れるでしょう。


f:id:Naonari:20180425085618j:image

 

その後、小腹が空いたのでパン屋さんによりました。

『グー・チョキ・パン屋』と言う店名。

美味そうに感じます。


f:id:Naonari:20180425085647j:image

ここでは、一部のパンに使用されている燻製は全て自家製との事。週に3回燻製にしているようです。パンだけでなく燻製も手づくりとはスゴイ。

燻製好きな僕としては買わない訳にはいかないです。

燻製パンとピロシキを購入してみました。

味は間違いなく「ウマ~( *´艸`)」

写真では伝わらいのが残念なくらいです。


f:id:Naonari:20180425085722j:image

 

では、この町も後にして、次の目的地『三井の寿』さんです。

が。。。。

販売はしていませんと、入り口で早々に断られてしまったので、早々に撃退です。

ワイン酵母を使用した日本酒が欲しかったのですが残念です。

 

 

次に向かったのが、『山の壽』さんです。

ここは、つい先日200周年を迎えた酒蔵さんです。

そのため、建物も200年。

ここもスゴク立派な木を使っています。昔ながらの家は落ち着きます。


f:id:Naonari:20180425090019j:image


f:id:Naonari:20180425090028j:image


f:id:Naonari:20180425090035j:image

ここの特徴は女性が社長で、社員の皆さん若い。

全員40歳前後ではないかと思います。

『クレイジーレモン』等リキュールにもユニークな名前が付けられており、この近辺で初めてマンゴーリキュールを販売した酒蔵さんだそうです。

 

ここでは事務の方が対応してくれました。とても感じの良い女性で、事務以外にも分析の仕事も担当しているとの事。

とても丁寧な方なので、甘えさせてもらい質問を結構してしましました。

 歴史やら、お酒の事やら色々。

本当に忙しい中ありがとうございます。

 

ここでは、販売は基本していないそうですが、奇跡的に1本だけ純米酒があったため購入。

ラベルもカッコいいし良い買い物しました。


f:id:Naonari:20180425090101j:image


f:id:Naonari:20180425090117j:image

 

 

ではでは、最後になりますが、『飛龍酒造』さんです

こちらは1899年創業の酒蔵さんです。

出荷しているお酒の殆どが、1年程度寝かせてから出荷しているそうです。

 

たまたま次期社長がいらっしゃったので、色々聞いてきました。

とにかく日本酒好きなのが伝わってきます。

お酒の試飲の仕方や、舌の鍛え方等も教えてくれてとても参考になりました。

以外にも、次期社長はお酒が弱いとか(笑)

ここに、お客様登場したので、努めているお姉さんにバトンタッチ。

このお姉さんは本物の下戸らしく。全くお酒が飲めないそうです。

酒蔵に努めてる人って意外に飲めない人多い気がする。

 

と、何だかんだ1時間以上話し込み帰宅する事に。

300㎖の瓶があったので、純米吟醸を購入。純米酒しかレパートリーにないからたまにはね(笑)


f:id:Naonari:20180425091346j:image


f:id:Naonari:20180425091401j:image

 

 

☆飲んでみた感想☆

〇山口酒造場 庭のうぐいす 特別純米酒

f:id:Naonari:20180425091416j:image

昔ながらのふっくらとした純米酒ですが、雑味が少なく飲みやすかったです。

後味のフレッシュ感を求める方には少し重いかもしれません。

ただ、万人受けする味。さすがです( *´艸`)

 

〇山の壽酒造 純米酒 


f:id:Naonari:20180425090101j:image


f:id:Naonari:20180425090117j:image

こちらは庭のうぐいすと打って変わって今風。

米のふっくら感よりも米の味を爽やかに感じるため、とても飲みやすいです。

通常の日本酒がやぼったく感じる方や、飲んだ事無い方に勧めるなら間違いないと思います。

ただ、要冷蔵です。

生酒じゃないからと言って油断した自分は阿保です(;´∀`)

 

〇飛龍酒造 筑後川 純米吟醸

 こちらは次期社長が仰っていましたが、今風のフルーティーな感じではなく、昔ながらの日本酒です。

昔ながらの米の甘味を感じる様に造っていますが、純米吟醸のくどくない飲み口で、程よい酸味、苦味もあり、後味の良いお酒になっています。

久々に純米吟醸を購入しましたが、やっぱり飲みやすいですね。

 

では、また次回!!

 

良い1日をヽ(*´∀`)ノ