☆単独酒蔵ツアー in大分☆
こんにちは!!naosanです。
今回は大分の酒蔵にマイカーで酒蔵ツアーに行って来ました。
僕は無名有名を問わないので、面白みはないかもしれませんがお付き合い頂けると嬉しいです(´∀`)
では、我が愛車と共に北九州から出発です。
今回の目的は
①桜が散る前に桜を見よう
②酒蔵を4件以上回ろう
③お酒のカッコいい写真を撮ろう
以上の3点の目標に向かって走っていきます(*'▽')
とりあえず、1件目の酒蔵までは2時間程度です。
下に降りていけば行くほどほのぼのとした風景に変わっていきます。
そして着いたのが、公園付きの道の駅『メタセの社物産館』です。
ここはギリギリ福岡県です。
ここでは木の雑貨屋さんがあったり、大きな公園があったりとなかなか面白い場所でした。
ここの公園で良い感じの桜を見つけたので、写真をパシャリです。
しっかりと①の目的は達成です。
さてさて、ここを出て走り続けると中津市の酒蔵『旭酒造』さんに到着です。
ここの酒蔵さんは1950年前後からの運営だそうで、主に麦、米焼酎を売りにしています。
商品名としては、耶馬美人やげってんが主力商品です。
早速突撃です。
僕「すいませ~ん」
と声を掛けると、3人の男性がトラックを囲んでいました。出荷か何かでしょうか!?
僕「お酒買いに来ました」
男衆の1人「うちは販売とかしてないから、道の駅で買って。道の駅はこう行ってこう。」
と丁寧に説明してくれました。
にしても、販売してくれない事ってあるんだな~っと、思いつつ丁寧な対応に感謝です。
そして僕はさらに続けて、
僕「蔵の見学させて下さい!!」
男衆の1人「それは昔からやってないから無理だよ~。」
との事。
ですよね~(笑)
と、わずか数分で追い返されてしまったので、お城を見に行く事に。
ここのお城と言えば、『中津城』。
軍師・官兵衛でも出てきたのかな?見てないから分からないけど。。。
お城はやはり良い物です。
神社と併設されています。桜との相性も抜群で、とても良い写真が撮れました。
ただ、ずっとドローンが上空えを飛んでいたため、煩かったな~(笑)
他には、黒田官兵衛資料館等の施設もあり楽しめました。
ちなみに、ここ中津の有名な物はご存知でしょうか?
恐らく、殆どの方が好きな物です。
そう!!
と
唐揚げ
です( *´艸`)
なんと言っても、福沢諭吉は日本紙幣の王様の一万円札の方です。
僕も財布に必ずレギュラーとして入れておきたいのですが、なかなか留まってくれません。
次に、唐揚げです。
中津は唐揚げの聖地として日本唐揚協会より認定されています。
そして、発祥の地は隣町の宇佐です。
ちなみに、この協会では唐揚げの作法やら色々掲載されていますので、面白いので見てみて下さい。
さて、次の酒蔵へ向けて出発です。
次は『西の誉銘醸』さんです。
ここでも販売店はありませんが突撃です。
敷地に入ると事務所があるので、早速声を掛けました。
声を掛けると女性が対応してくれました。
ここでは、どうやら在庫がある物は買える様です。
おススメなどを聞いて、芋焼酎『諭吉』と日本酒を購入しました。
日本酒に関しての醸造は大分県の藤居酒造さんにお願いしているようです。
ここで、造られた全てのお酒には『日田天領水』が使用されています。
理由は、一度倒産して廃業したそうですが、平成に入り日田天領水の手で再建されたそうです。
言わば、日田天領水の子会社にあたる訳です。
そのため、醸す水は自社の水になります。
ちゃんとした水で醸しているので間違いないですね。
そして、お決まりですが酒蔵の見学をお願いしました。
女性店員さん「すいません。それはできません。」
僕「外から敷地内ウロウロする分には大丈夫ですか?」
女性店員さん「それなら大丈夫ですよ」
写真もOKとの事なので、早速ウロウロしました。
写真に指が。。。
こちらの煙突は現在使用されていないとの事、
昔、日本酒の醸造で使用していたそうです。
また、ここでも醸造してくれないかな~( *´艸`)
こんな感じでここも終了です。
何度か通えば中見せてくれるかな(笑)
こちらが諭吉です。
良い写真も撮れているかなと思います。
お次は『常徳屋酒造場』さんです。
こちらは少々特殊な歴史を酒蔵さんです。
とにかくこちらも突撃です。
後々聞いた話だと、こちらは裏門のようです(笑)
入って行くと、大きな倉庫の様な建物があったので、声を掛けてみました。
すると、1人の男性が快く購買所まで案内してくれました。
僕はバカなのは、購買所の写真を撮り忘れました。かなりの失態です。
ここの売りは麦焼酎!!
地元で採れた麦をハダカ麦を使用しています。
しかも、ノーマルバージョンと煎ったバージョンの2種類があります。
特に、煎った物は自慢の様です。僕はこちらを煎った物に社長さんの黄金比で水割りにした物を購入しました。
お酒弱いから度数低いのはかんり助かる(笑)
そして、社長さんの口車に乗りカボス酒も購入していまいました。
本当は各蔵1本と決めて来たのに(;´∀`)
その後、またまた酒蔵の見学をお願いしてみました。
すると。。。
男性「いいですよ」
あっさりOK!!
そして、この丁寧な男性に名前を聞くと社長さんでした。
二重の驚きに若干パニックです。
早速中に入りました。
ここは醸造タンクと熟成タンクです。
ビニールを被っているのは寝かせている焼酎です。2年寝かせるそうです。
お次は蒸留マシーンです。
左側の大きなタンクに醸造酒を入れて、高温の蒸気を掛けて蒸発させていきます。
その気化した物を冷やして、液化した物を右側のタンクで受け止めると焼酎の出来上がりです。
焼酎は蒸留マシーンの形でも大きく風味、味が変わってくるそうです。
社長さん「単純なんだけど、本当に奥が深い事だよ。」
との事でした。
次に、長期保存の部屋です。
RPG好きにはたまらない程の壺が並んでいます。
だけど、割ってはいけません(; ・`д・´)
こちらは15年貯蔵の壺です。
あと、6年で完成との事。完成したら、是非買いたいものです。
そして、この壺選びも大変だった様です。
本当は、もっと大きな物が欲しかった様です。
しかし、日本にはこの程度の大きさしかない様で、大きい物なると中国製になるそうです。
しかし、中国製は土もどんな物をしようしているか分からないし、壊れやすいそうです。
そこで、日本製に落ち着いたそうです。
壺選び一つでも大変ですね(;´∀`)
これが蒸気を作りだすマシーン。
もっと大きい物を想像していましたが、これで十分だそうです。
と、社長さんと話し過ぎました。
電話が鳴り忙しくなってきたので見学は終了です。
長い時間ありがとうございました( *´艸`)
ここで、少しこの酒蔵さんの歴史と精神です。
こちらの酒造さんは100年以上の歴史持っていますが、独立されたのは平成に入ってからです。
独立ときいてなかなかピンとは来ないですが、元々は3社合同の会社でした。
当時は焼酎ブームもあり、かなり売れたそうです。
蔵の製造量の10倍出荷していたそうで、足りない分は余力の蔵にお願いして造ってもら
って、ブレンドして販売していたそうです。
この製造部門を担当していたのが、現在の常徳屋酒造場の社長さんです。
社長さんは、その現状に納得行かずに独立したそうです。
僕が社長さんと話していた時に言っていた言葉は印象的でした。
「いくら美味しいと言われて沢山売れても、自分で造ったお酒がほとんど入っていなのだから、嬉しくもなんともないんだよね。」
この社長さんが造るお酒なら間違いないのではないでしょうか。
では、次は最後の酒蔵ですが・・・
実は行ってみたら蔵自体は廃業して、別の蔵で造って販売だけしている所でした。
それが『高野酒造』さんです。
行ってみると、女性の方が対応してくれました。
北九州の歴史や、酒蔵を無くすのは無くすで大変だったとか、色々新鮮なお話をしてもらいました。
その後、棚をゴソゴソし始め、1つの袋をくれました!
そう昔、使っていた前掛けです(`・∀・´)
僕は、初めて前掛けを貰ったので、とても嬉しかったです。
こうなったら、お酒も買いましょう!!
と思って見渡したのですが、あるのは一升瓶のみでした・・・
さすが、酒の弱い僕に一升瓶は多すぎるので、また今度四合瓶がある時にと言って帰りました。
必ず今度行きます!!
そして、今回のツアーはここで終了。
帰宅です。
さてさて、今回もドラマがあったお酒達なので、飲むのが本当に楽しみです。
では、良いお昼を( *´艸`)